サイバーコネクトツーのリードプログラマーがOICに来校!

「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」「ギルティドラゴン 罪竜と八つの呪い」「NARUTO-ナルト-疾風伝 ナルティメットストームレボリューション」など数々の人気ゲームタイトルを手掛ける、株式会社サイバーコネクトツーによるゲームクリエイタートークライブが8月30日にOICで開催されました。

 当日は、夏休みも最後とあって、OIC生をはじめ高校生が参加、中には中学生の姿も。みなさん期待と緊張が入り混じった表情で講演会がスタートしました。
 サイバーコネクトツーからはリードプログラマーの常岡靖彦氏、戦略企画課人事室の中松芳生氏のお二人に来校していただき、ゲーム会社の内側や、学生時代に学んでほしいこと、ゲーム開発の魅力などを存分にお話しいただきました。

一口にゲーム会社といっても・・・

まずは、ゲーム会社のしくみから丁寧に解説。高校生のみなさんもよく知っているようなゲーム会社の名前などを挙げながら、「パブリッシャー」や「デベロッパー」の違いがあることを学びました。

 またゲーム会社の職種についても、アーティスト、ゲームデザイナー、プログラマーに分かれており、さらにアーティストでも、モデラー、アニメーター、エフェクトアーティスト…といったように、一つのゲームを作るためには様々な役割があることも教わりました。

 「なるほどそうだったのか」というお話しの連続で、参加者は真剣なまなざしで聞き入っていました。

学生時代に学んでほしいこと

それは、ゲームをたくさんつくること

 できれば3か月に1本くらい作ってほしい。」と、プロのクリエイターならではの「厳しい」話が続きました。でも、沢山ゲームを作るためにも沢山 ゲームをやってほしい、売れているゲーム、注目されているゲームくらいはすべてやっておいたほうがいいという「楽しい」アドバイスも。もちろんただ単にプ レイするだけでなく、なぜ注目されているのか、どういう技術が使われているのかなど、常にアンテナをはっておくことの大切さも強調されました。

どれくらい勉強すればゲームが作れる?

 では、どれくらい勉強すればゲームが作れるようになるのでしょうか。

 プログラマーの常岡氏は「1万時間の法則」を紹介されました。たとえば一つの事柄や技術をできるようになるためには、1万時間かければ何とかなるというのです。仮に3年間あるとすれば、1日に10時間勉強する必要があります。

 本当にゲームが好きなら、1日10時間ゲーム作りのための勉強にチャレンジしようという気持ちが高まった参加者も多いはず。

最先端の現場で活躍中のゲームクリエイターによる作品指導

トークライブの後は書籍販売や学生作品を指導して頂きました。

 各自で持参したポートフォリオについて、緊張しながらも熱く語る学生の姿は真剣そのもの。ほぼマンツーマンでの指導だったため、決め細やかなアドバイスを受けることができました。プロならではの視点から評価を頂き、学生たちの今後の作品制作の意欲も高まったようです。

この日のトークライブは、これまでゲームプレイヤーでしかなかった自分が、クリエイターへの世界に一歩を踏み出せた実感を味わえるような講演会となりました。
 トークライブにお越しいただいた、サイバーコネクトツーの、常岡氏、中松氏に、この場をおかりして、改めてお礼申し上げたいと思います。ありがとうございました。

 今後もOICでは、プロのゲームクリエイターをお呼びして随時さまざまな業界セミナーを開く予定です!
 めったにないチャンスを逃さないように注目してください。

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