OIC 先輩達の内定報告

ITシステムエンジニアコース
奈良県立奈良朱雀高等学校 出身
文平 一希さん
情報処理IT系について

エンジニア

株式会社レッティ

会社概要

セールスフォースPaaSを活用した関連ソフトウェア開発、セールスフォース認定導入コンサルティング、クラウドコンピューティング関連のソフトウェア開発などの事業を展開。海外の関連会社と協力したオフショア開発も推進している。本社は名古屋市。
https://www.letty.co.jp

内定先についてお聞かせください。

名古屋にあるIT企業で、自動車メーカーのシステム開発を請け負うほか、セールスフォースPaaS(パース)をベースにした社内管理のソフトウェアも自社パッケージで開発しています。面接で感じたのは、社長の真摯かつ誠実な人柄です。実はもう1社選択肢があったのですが、社長の人間性に魅かれて内定先を選びました。内定後に会社にうかがった際、社長が昨今の社会情勢を踏まえて当社はこういう方針で行くという話を聞かせてくださり、入社後に自分が働くイメージがより明確になりました。

就活はいかがでしたか。

とくに印象的なのが面接で、何と社長と1対1での面接でした。しかも30分間。「細かい言葉づかいは気にしなくていいので、30分間好きに自己アピールをしてほしい」と言っていただき、僕がIT業界をめざしたきっかけや、勤務地に名古屋を選んだ理由などをお話ししました。面接の自己アピールについてはもちろん準備して臨んだのですが、固まるまでは苦労しました。勤務地に名古屋を選んだのは、関西を離れて独立心を養いたいという理由でした。でも先生からは「それだけではダメ。名古屋以外の都市でもできる」と、名古屋である必然性まで詰めるように指示されました。そこで面接で話したのは「実際に降り立ったとき大阪に劣らない大都市だと実感し、そのうえリニアの開通予定もあってより発展が見込まれる。この好機にITを通じて名古屋の活性化に貢献したい」という内容でした。これには非常にいい反応をいただきました。

OICで印象に残っている点は何ですか。

ITテクニカルコースは大短専門卒・社会人対象で、2年間で即戦力となれるカリキュラムが組まれています。そのなかで日頃の学習から「システム開発演習」につながる流れには、とても納得しています。実際に開発に取り組んでいくと、今まで学んだカリキュラムがすべて活きてくる。一つひとつの知識をこの演習で統合していくことが了解できました。実践していく過程で、今まで多くのことを勉強してきた実感を持つとともに、これが卒業後の仕事になっていくという感慨がわいてきました。もちろん開発には苦労もトラブルも付き物で、それもいい勉強。実に絶妙なカリキュラムのもとで学習してきたと感じています。また、先生のかかわり方も絶妙で、担任の先生以外の方でも気さくに話していただけたり、自宅から質問のメールを送ったらすぐに返してくださったり、先生の心強いサポートを受けた学校生活でした。

受験生の皆さんへのメッセージ

就活の話をしますと、自分のしたいことと、自分に対する周囲の評価をうまく統合していくプロセスが欠かせません。将来に直結することなので、ここをうまく乗り切ってほしいと思います。あと、基本は授業をしっかり受けること。理解できないところは先生に頼れば、必ずサポートしてくださいます。

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