OIC 先輩達の内定報告

松谷 拓海さん

ITシステムエンジニアコース
宮崎県立高千穂高等学校 出身
松谷 拓海さん
情報処理IT系について

エンジニア

CTCテクノロジー株式会社

会社概要

伊藤忠商事グループの主要子会社である伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)グループの中核企業。通信、製造、金融、医療など幅広い業界においてITシステムの構築、運用、保守、改善提案などのサービスを展開する。本社は東京都。
https://www.ctct.co.jp/

内定先についてお聞かせください。

伊藤忠商事系列のIT企業で、プログラミングは行わず開発の上流工程のみを手掛けています。IT業界の中でも上流工程の仕事を希望していたことに加え、世界に取引先を持っている会社の規模、高い技術力が魅力でめざした会社です。所属部署は未定ですが、内定先には特定のクライアントに深くかかわるアカウントエンジニアという興味深いポジションもあり、提案や折衝の業務にも関心を持っています。私はOIC入学前に社会人を経験しています。そのキャリアを活かして早くステップアップしていきたいと考えています。

就活のようすを教えてください。

就活の準備として力を注いだのがインターンシップへの参加です。訪れた企業は30社近く。IT企業ばかりです。インターンに励んだ理由は、参加の際にエントリーシートの提出や簡単な面接が行われますので、自己分析やアピール材料を考える準備になると思ったからです。インターン後はひたすら自己分析。私は高校卒業後、警察官として4年間勤務しており、高校、警察、OICで取り組んできたことを振り返りながら、自分の強みを分析していました。その際に改めて思ったのは、社会人経験は他の就活生にほぼない経歴なので強みにできるということ。実際に面接でも興味を持っていただき、警察官を辞めてIT業界をめざした理由を尋ねられました。そこでアピールしたのが熱意。そこまでしてやりたい仕事であることを説明しました。ほかに就活準備として有効だったのが、OICで実施された企業課題です。大手IT企業から出された課題にチームで取り組んだのですが、上流工程の設問で内定先の業務と同じ領域。そこで上流の設計を学んだことも良いアピール材料になりました。

印象に残っている学習は何ですか。

基本情報技術者の資格は入学早々に取得しました。当初から大手企業をめざしていたので、資格がないと戦えないと思っていましたので。今、関心を持って取り組んでいるのが卒業研究です。テーマは営業販売システムの開発。工程を決めるガントチャートをつくり、内部設計、疑似プログラムの作成、プログラミング、テストの手順で進めて最後にプレゼンテーションをする流れです。チーム制作独特の苦労も味わっています。コミュニケーションが滞り、いったん作業を止めて全員の作業状況を共有したことも。そんな苦労も含めて、社会で活かせる経験になると思っています。振り返ってOICで学んで良かったのは、一番大事なプログラミングを基礎からしっかり身につけられ、最後は卒業研究までできるレベルになれたこと。さらに、就活に向けて個人面談をしてくださったり、キャリアブートキャンプ(就職対策の研修)を開催してくれたりとキャリア支援の手厚さもOICらしい点だと思います。

受験生の皆さんへのメッセージ

就活で感じたのがIT業界は意外と文系出身の志望者が多かったこと。2年間でもOICで学べば知識的な基盤を築けるので、優位に立てると思います。私のように他業種から転向する人なら、そこに社会人経験というプラス材料を加えることができます。OICの大学・社会人対象コースなら年齢を気にすることなく、意識の高い仲間とともに学べます。

ページの先頭へ