OIC 先輩達の内定報告

金本 渉さん

ITシステムエンジニアコース
大阪府立今宮工科高等学校 出身
金本 渉さん
情報処理IT系について

エンジニア

近鉄情報システム株式会社

会社概要

140社以上に及ぶ近鉄グループ各社のITパートナー企業。鉄道に特化したシステムである運輸営業系、近鉄施設系、運転車両系などのシステムの開発には、コンピュータの黎明期から取り組んできた独自の歴史を誇る。本社は大阪市。
https://www.kintetsu-is.co.jp

内定先についてお聞かせください。

近鉄グループのIT企業です。同グループには、よく知られている鉄道や百貨店のほか、都市開発、流通、金融など実に多様な企業があり、それらのシステム開発から運用までを広く担っています。このような社会インフラの開発、運用を通じて、人々の暮らしに大きな影響を及ぼすシステムに携われるのは大きな魅力。多くの人の暮らしを豊かにする仕事をしていきたいと思っています。

就活のようすを教えてください。

面接でお話ししたのはインフラに携わる企業なので社会的な影響が大きく、高いモチベーションを持って仕事ができるという志望動機と、OICで培ったリーダーシップです。例えば、大手IT企業からの課題に取り組む機会があり、そこでチームリーダーを務め、結果は最優秀賞に。チームをまとめながら企業から良い評価を得られたのが自信になったことを伝えました。先方から質問を受けたのが、大学を中退してIT業界をめざした経緯です。ものづくりが好きで工業系の大学に進学したものの学問が肌に合わず、同じものづくり分野であるIT系に路線転換したこと。さらに大学を辞めてまでOICに入学したぶん覚悟があり、その結果、短期間で基本情報技術者試験に合格するなどの成果が出せたことを説明しました。面接練習では担任の先生とキャリア支援課にすごく助けてもらいました。とくに大学中退をマイナスと感じさせない伝え方を指導していただき、前向きな中退という印象を残せたと思います。

印象に残っている学習は何ですか。

1年の段階から楽しく勉強できました。好きな授業はプログラミング開発で、将来こんな感じで仕事をしていくのだろうというイメージが持てました。夏休み期間は基本情報技術者試験の対策講座に参加。苦手だったアルゴリズムを克服でき、点数の向上につながりました。もし講座に参加していなければ資格は取れていなかったでしょう。面接でも触れた企業課題も印象に残ります。自由参加のチーム制作で、企業から与えられた開発の課題を皆で議論し、要件定義書を作成するという内容です。企業側からはガントチャートが精密にできている点を評価いただきました。OICの良さはメディアフロンティア(学内作品展)などを含め、企業と接点を持って学べることだと思います。さらに先生の手厚さも特長で、定期的な個人面談によって節目節目で学生一人ひとりに合った助言をしていただけるので、そのたびに学習計画を整理できました。

受験生の皆さんへのメッセージ

大学に入ってうまく行かないと感じている人もいることでしょう。そんなとき、思い切って違う分野にいくのも一つ方法だと思います。もちろん覚悟は必要ですが、しっかりと学んで結果を出せば、前向きな大学中退として就活でプラス材料になります。私の場合は大学を2年で中退し、OICの2年コースに入学。大学卒業と同じタイミングで就職を決めることができました。

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