内定先についてお聞かせください。

業務系のシステム開発を中心に手がけているIT企業で、OICの先輩も勤務しています。私自身、ビジネスユースのシステム開発に興味を持っているので、自分のつくりたいものにマッチしている会社です。面接の際、オフィスを見学させていただいたのですが、社員さん同士の距離が近くて良い雰囲気でした。女性を積極的に採用していることもあり、私にとって働きやすそうな会社だと感じています。

就活のようすを教えてください。

オンラインと対面での面接がありました。アピールしたのは、私のものごとに取り組む姿勢。高校時代、演劇部で活動していたとき、やりたい演目がないので自分で台本を書いたり、好きなアクセサリーがないからつくったり、ないものは自分でつくるということをしてきました。この話をすると、エンジニア向きの性格だと評価していただけました。OICでオープンキャンパススタッフを務めるとともに、接客のアルバイトをしていたことも面接に活かせました。オープンキャンパスは来場者に対して、緊張を解いてもらえるようにこちらから話しかけていく対応をします。一方で接客はお客様の要望に反応して動く。こうした異なるタイプのコミュニケーション力を身につけていたので、面接の受け答えもスムーズでき、「コミュニケーションが上手だね」という言葉もいただきました。面接練習で力を入れたのはオンライン対応です。面接中、画面のどのあたりに目線を置くのか、オンラインではマスクを外すのでどんな表情が適切なのか。その点をキャリア支援課で指導していただきました。

印象に残っている学習は何ですか。

1年の前期に、自分のつくりたいシステムを考え、プレゼンテーションする授業がありました。私は趣味のコスプレを活かした企画を立て、自分の目の色、肌の色を登録すれば、それに合わせたカラコンやウイッグなどの商品を紹介するシステムを考案。SNSで口コミを増やすという運用の仕組みも併せて考えました。そのプレゼンで最高の「S評価」をもらえたことがとても嬉しく、早い段階で学ぶ楽しさを実感できたことが基本情報技術者資格の取得など、その後の成長につながったと感じています。OIC入学前は大学進学も検討しましたが、短期間で基礎を身につけ、働きながら知識・技術を伸ばしていく道を選び、OICに入りました。最短の2年コースで、資格が取れて専門職で就職できたので、思い描いた通りの学生生活になりました。

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