TISソリューションリンク株式会社
金融、製造業をはじめ、宇宙、通信、飲食、出版、公共など、多種多様な領域を対象にシステム開発・保守、システム基盤構築、ネットワーク基盤構築というトータルなITサービスを提供している。本社は東京都。
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内定先はメガバンクをクライアントに持つなど、金融系のシステムに強い企業です。この会社をめざしたのは、もともと金融系の業務をやりたいと考えていたからです。Sierという仕事はクライアントとしっかりコミュニケーションを図って設計を行う、上流工程を担います。やりたい仕事に携われますので、高い向上心を持ってクライアントの課題解決に貢献していきたいと思っています。
面接でアピールしたのは留学体験です。どうしても留学に行きたくて、4年生に上がるタイミングで1年間休学しました。OICでは留学ビザを示すなど所定の手続きをすれば休学が可能で、その間の学費は不要。OICにこの制度があることは、ぜひ知ってほしいと思います。渡航先はまずフィリピンの語学学校に3カ月間通い、その後1年間オーストラリアへ。オーストラリアでは最初は学校に行き、その後レストランで働きました。RSAという酒類の取り扱い資格を取得し、修行してバーテンダーを務めました。上司、部下ともにもちろん現地人ですから、英語力は仕事を通じて飛躍的に身につきました。今では英語で仕事することもまったく問題レベルです。加えて、ただ留学をしただけではよくあることなので、現地でパーティイベントの主催を補佐するなど、面接で話せるエピソードづくりにも励みました。留学での頑張りは、企業からとても評価していただきました。
3年生のときにサブリーダーを務めた「システム開発演習」です。テーマがある企業を想定した業務フローの改善で、資料には社長や現場の声が記載されていました。それをもとに、どういうふうに改善すればスマートに仕事を終えられるのかをメンバーで議論しました。チームでは皆の意見が一致した段階で作業を進める方針を取っていたので、議論をまとめなければ何も始められません。話し合いを主導するリーダーシップは身についたと感じています。個人的に何より大きかったのは、クライアントを想定した取り組みだったので、課題解決を推進するSierとしての素養が磨かれたことです。この「システム開発演習」の経験は、留学とともに面接のアピール材料にしていました。
スポーツが好きで13歳からラグビーを始めました。クラブチームで活動し、運良く大阪代表になって、スポーツ推薦でラグビーの強豪である常翔学園高校に入学しました。OICに入ってからも水泳のインストラクターのアルバイトをしたり、パーソナルトレーナーの資格を取ったり、ずっとスポーツには携わってきました。ラグビーは最も人数の多いチームスポーツなので、チームビルディングの力は鍛えられました。それが「システム開発演習」のようなチームでの活動の土台になったのかもしれません。