OIC 先輩達の内定報告

奥野 時成さん

ネットワークセキュリティ専攻
大阪市立中央高等学校 出身
奥野 時成さん
情報処理IT系について

システムエンジニア

富士ソフト株式会社

会社概要

1970年創業の独立系ITソリューションベンダー。自動車や電子機器などの組込系ソフトウェア開発および金融、製造、流通などにおける業務系システム構築が主力事業。国内はもとより海外にも多くの拠点をもつ。本社は横浜市。東証一部上場。
https://www.fsi.co.jp

内定先についてお聞かせください。

機械制御などの組み込み系ソフトウェア開発に強い企業で、AIなどの最先端分野にも取り組んでいる一部上場企業です。OICの先輩も勤務されているようですが、実際に務めておられる知人のお兄さんから話をうかがい、働きやすく社員を大切にする会社と聞きました。大きな組織ということに魅力を感じるとともに、顧客第一という経営方針も自分の仕事観に合うと思ってめざした会社です。

就活のようすを教えてください。

面接はすべてオンラインでした。オンラインは間が難しく、独自の緊張感があるのですが、コロナ禍で授業がリモートに切り替わった時期に「キャリアデザイン」の授業があったので、オンライン面接の練習はしていました。「キャリアデザイン」の面接練習は現場の空気感を再現していて、質のいい練習に取り組めました。面接でアピールしたのは2年の「システム開発演習」でリーダーを務めたことです。このときのチームは、あえて接点のなかった学生同士で編成されていて、そういうメンバーでいかにコミュニケーションを図っていくかが課題でした。私はリーダーとして、まずメンバーの人間関係を築いてから作業を進めるようにしました。この点はうまくいったと感じています。知識面では開発に使ったC#という言語について、試行錯誤しながらも知識を高めることができました。C#は汎用性が高く重要な言語。このように演習を通じて、リーダーシップ、知識の両面で成長できたことを伝えられました。

印象に残っている学習は何ですか。

面接でお話した「システム開発演習」は4年では卒業研究として取り組みますが、それが印象に残っています。社会に出ると自由な開発ができないと考え、この機会にゲームをつくることに。作成したのはオセロゲームの3Dバージョンです。Unityというゲームエンジンを使って開発しました。言語は2年に引き続きC#だったので、もともと身につけていた知識をさらに伸ばすことができました。複数年にわたって「システム開発演習」に参加して感じるのは、この演習がコミュニケーション力を磨く絶好の機会ということ。知識とコミュニケーション力は一体のもの。コミュニケーションが取れなければ、いかに高度な知識があっても発揮できません。このことは社会に出てからも意識して、さらに磨きをかけていきたいと思います。

受験生の皆さんへのメッセージ

内定先の求人情報は、先生が私の希望を踏まえて個別に提供してくださったもの。OICは就活の支援が非常に手厚くて、私自身それに助けられました。学生一人ひとりをしっかり見てもらえるので、そこは安心してください。あとは自分自身が就職のアピール材料を持てるように努力するだけです。

ページの先頭へ