OIC 先輩達の内定報告

Webエンジニア専攻
大阪府立登美丘高等学校 出身
上柴 治さん
情報処理IT系について

システムエンジニア

近鉄情報システム株式会社

会社概要

近畿日本鉄道の運輸営業全般に関する運輸営業システムのほか、ICカードシステム、近鉄施設系や運転車両系などのシステムを開発する技術系システム、グループ経理システムの構築・運用から情報セキュリティ対策まで、近鉄グループの様々な業務をITでサポートしている。本社は大阪市。
https://www.kintetsu-is.co.jp

内定先についてお聞かせください。

近鉄グループの一社として、運輸営業システム、カード系システム、あるいは近鉄グループ企業の人事・経理系システムの開発・構築・運用・保守など幅広い業務を担っています。子供の頃から鉄道好きであることに加え、経営基盤の安定した近鉄グループであること、そして社員教育に力を入れていて安心して働けるという理由で、内定先をめざしました。実は会社の所在地がOIC のすぐ近く。卒業後は通学ルートがそのまま通勤ルートになります(笑)。

就活はいかがでしたか。

オンラインによる会社説明会に参加してから入社試験を受けました。筆記試験はエンジニアに求められる知識が問われる内容で、OICでの学習、基本情報技術者試験を通じて身につけた知識があったので対応できました。面接で印象に残るやり取りは、システム開発についての僕のスタンスを述べた場面です。「便利だけど複雑なシステムよりも、いろんな人にとってわかりやすい単純なシステムをつくりたい」という考えに共感していただけました。鉄道は老若男女に利用されるインフラですから、どの世代にもやさしいものでなければなりません。僕の考え方は電鉄企業に適しているのでしょう。資格についても少し話題になりました。それほど重視しておられる感じではなかったのですが、質問に対して「基本情報技術者、C言語プログラミング能力認定2級などを取得しています」と答えることができました。基本情報技術者に合格できたのはOICの対策講座に参加した成果です。模擬試験で指摘された弱点を克服できたことが大きかったし、あの良質な講座を無料で受講できるのは手厚いサポート体制だと思います。

OICの就活サポートはいかがでしたか

履歴書の書き方を一から教えていただいたり、キャリアブートキャンプ(就職対策の合宿)の面接練習で弱点を指摘してくださったり、さまざまなサポートを受けました。面接練習ではまず声量不足を指摘され、その後の練習で改善するように努めました。さらにキャンプは、面接のアピール内容を見直すきっかけになりました。OICでは実際の業務の流れをチームで学ぶ「システム開発演習」があり、現状分析、コーディング、結合テストなどいろんな実務を実践的に体験しました。そこで培った知識・技術をアピールするつもりで準備をしていたのですが、どうも内容が深まりません。思案したところ、知識・技術のような他者と比較できることなら上はいくらでもいると気づきました。そこで、演習を通じて人間的に成長できたことをアピールする方針に切り替えました。この方針転換は成功したと感じています。

受験生の皆さんへのメッセージ

OICで初めてITを学ぼうとする人に伝えたいのは、事前知識は要らないということ。あえて挙げるならば、キーボードが打てることくらいですので、安心してほしいと思います。ただし、勉強はずっと続きます。IT業界は日進月歩の世界。流れに乗り遅れないように、僕自身も社会に出てからもずっと学び続けます。

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