内定先についてお聞かせください。

「ゼミナール」の授業にインターンシップの告知があり、そこで会社のことを知りました。企業や官公庁などの大規模ネットワークインフラを手掛けているNECグループにおいて、ネットワークの中核企業と位置づけられている会社です。就活の過程で東京の本社を見学したほか、関西フィールドセンターの方ともお会いする機会をつくっていただいたのですが、すごくアットホームな社風であることを実感しました。職種のSIerとは全工程に携わる、いわば何でも屋。技術とアイディアで社会をより良くするとともに、組織にも貢献していきたいと思っています。

就活のようすを教えてください。

選考の前に参加したインターンにはいろんなプログラムがあり、全体を通して知識を問うよりも、物事を臨機応変に考える姿勢を重視していた印象でした。例えばチームでストーリーを共有して、リクスマネジメントの観点から今後どういう方向で進むべきかを話し合うという課題など、とても勉強になったインターンでした。その後、選考に参加。面接はすべてオンラインだったので、一度自分の目で会社の雰囲気を確認しておきたいと考え、個人的に本社見学を申し込み、快諾いただきました。選考には関係ありませんでしたが、顔を覚えてもらえたのと、行動力があることを示せたのは良かったかもしれません。面接ではちょっとだけ詰まったことも。予測していた質問だったのですが、準備していた回答は3つ。面接では「5つ挙げてくだい」となり、一瞬戸惑ったのですが何とかひねり出しました。面接で取り繕ってもすぐにばれてしまいます。ありのままの自分を出すことを心がけていたし、それができたと思います。

印象に残っている学習は何ですか。

ネットワークを中心に学んできたなかで、「CCNA」の授業が印象に残ります。Ciscoルータのセッティングを実践する授業で、ひたすらルーターに対してコマンドを送り、実際に通信を行わせてルーター同士のつながりを確認するという内容です。ルーターは世の中に無数にあります。どんなルーター製品があって、それぞれのセッティング方法やトラブルがあったときの対処法を知れたことは、社会に出てから役立つと思います。OICの魅力は先生。僕がOICを選んだ理由は教員と学生の距離が近いことだったのですが、授業でも授業外でも、先生と数多く話すことがとても勉強になりました。先生は現場を知っているうえ知識レベルが高く、先生との対話で随分と鍛えられました。学生を一人のエンジニアとして扱ってくださった印象もあり、教科書に書いていない知識も含めて、いろいろと吸収させていただきました。

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