内定先についてお聞かせください。

OICの学内企業説明会で興味を持った企業です。基本情報技術者の資格を取得した学習過程で、組み込み系ソフトウェアに関心を持ち、この分野を手掛けている内定先をめざしました。内定先は制御・組み込み系ソフトウェアを搭載するカーナビやインターホン、火災報知器といった製品開発に実績があります。システムは通常目に見えませんが、同社の事業は身近な製品開発で社会の役に立てます。まずはプログラマーからスタート。実績を積んでシステムエンジニアにステップアップしていきます。

就活のようすを教えてください。

積極的な行動が長所なので、面接では高校時代に留学に行ったことや、「システム開発演習」でリーダーを務めたり、オープンキャンパススタッフに加わったりした行動力をアピールしました。演習の当初、スケジュール管理がうまくできずに苦労しました。上手に仕事を振り分けることができなかったため、自分の作業はできてもメンバーを動かせず、前半はスケジュールを遅らせてしまいました。その反省を活かし、後半は一つひとつの作業に細かく納期を指示すると同時に、メンバーにも得手不得手がありますので、苦手な作業のフォローもしてスケジュールを回復させた経験を伝えました。オープンキャンパススタッフで学んだことも説明。苦手だった初対面の人との会話ができるようになったことや、来学者との人間関係を築いて質問をしてもらいやすい状況をつくるように努めたことなどをお話ししました。積極的に行動した結果、「システム開発演習」ではマネジメント力を、オープンキャンパスではコミュニケーション力を身につけたという成果を語れました。

印象に残っている学習は何ですか。

好きな授業はプログラミングで、C#を中心に楽しく学びました。OICで良かったことはクラス制なので、講義ごとにメンバーが入れ替わるのではなく、同じ目標を持つクラスメイトと長く過ごせること。勉強についてもクラスメイトに相談しやすく、学生同士の教え合いが盛んでした。先生に気軽に質問できるのもOICの良さです。家で自習しているときでも、メールで質問するとすぐに返事が返ってきます。勉強でも就活でも、先生の迅速な対応に助けていただきました。また、4年制大学にはない選択肢である3年制の専攻は、個人的にはちょうどいい長さでした。ITを何も知らない状態で入学したので2年では短い。4年制ならより多くのことが学べるのでしょうが、私は1年でも早く社会に出て学びたいと考えていたので、3年制を選んで正解だったと思います。

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