OIC 先輩達の内定報告

鈴木 結賀さん

システムエンジニア専攻
岡山県立真庭高等学校 出身
鈴木 結賀さん
情報処理IT系について

エンジニア

アートリ株式会社

会社概要

医療系のソフトウェア開発・販売・メンテナンスを手掛け、感染管理WEBシステム、微生物検査システムなどを開発してきた実績を持つ。「ソフトはコンセプトから創る」をポリシーとする。本社は大阪市。
http://www.artery-jp.com

内定先についてお聞かせください。

医療系システムの開発を行っている会社です。内定先は少人数での開発を謳っていて、それが私にとって魅力でした。それは「システム開発演習」を経験したことで、お互いの顔が見える少人数のチームで仕事をするやりがいを見いだしたからです。それができる企業を希望していたところ、先生が内定先を勧めてくださいました。入社後も演習のときのようにチームで話し合い、協力し合いながら仕事を進めていきたいと思います。

就活のようすを教えてください。

OICの学内説明会から面談、面接という流れでした。面接を担当された方がOICの卒業生の方で、ほかにも2学年上のOICの先輩がおられ、面接前に声を掛けていただき、緊張が和らぎました。面接としてはかなりの長時間だったのですが話が弾み、いい雰囲気で進んでいきました。面接でアピールしたのはおもに2点、「システム開発演習」でリーダーを務めたことと、オープンキャンパススタッフとして活動してきたことです。演習でリーダーをやらせてもらって本当に勉強になったことをお話ししたのですが、OICの先輩なのでよく伝わったのではないかと思います。オープンキャンパススタッフでの成長は、もともと苦手だった人前での話が平気になったこと。今は大勢の前でマイクを握っても大丈夫です。スタッフは計画表を共有しているのですが、その通りに行かないことはよく起きるし、想像もしていない質問を受けることもあります。そういう想定外のときでも、落ち着いて臨機応変に行動することも身についたと感じています。

印象に残っている学習は何ですか。

本当にやって良かったと思っているのが「システム開発演習」です。リーダーとして、演習に対する温度差もある中でメンバーをまとめていくのは大変でした。それでも、例えばプログラミングに強い学生がわからない学生を手助けするといった協力関係も生まれ、システム開発には皆の力を合わせ、協力することが欠かせないというチーム運営の基本を改めて学びました。スケジュール管理も簡単ではありませんでした。途中、最初にめざしていた内容には期限的に追いつかない状況になり、思い切って計画を変更。少し規模は縮小しましたが、期限を間に合わせるため、計画を見直す柔軟性も大事です。再計画分は必ずやり遂げようと決め、中間報告でもそう発表しました。一番印象に残るのは、いろんなことを乗り越えて完成したときの達成感です。これを味わったことで、少人数のチームで手応えのある開発に携わりたいという就活の目標ができたのです。

受験生の皆さんへのメッセージ

疑問をそのままにするのではなく、先生に質問して解消することが大切です。OICの先生は学生のペースに合わせて、丁寧に答えてくれるのでぜひ頼ってください。OICではコロナ禍でリモート授業が続いたときでも、メールで質問すれば夜でも返してくださる手厚いサポートがありました。また、同じ目標を持って学んでいるクラスメイトとの教え合いも有効な勉強法。勉強はすればするほど結果がついてくるものです。

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