OIC 先輩達の内定報告

システムエンジニア専攻
大阪府立佐野工科高等学校 出身
佐竹 洋紀さん
情報処理IT系について

ゲームプログラマー

株式会社エイチーム

会社概要

インターネット・スマートデバイスをベースとしたゲームコンテンツなどの企画・開発・運営を行う総合IT企業。「エンターテインメント事業」「ライフスタイルサポート事業」「EC事業」の3事業を展開している。本社は名古屋市。
https://www.a-tm.co.jp

内定先についてお聞かせください。

個人的に惹かれたのは「みんなで幸せになれる会社にすること」「今から100年続く会社にすること」というユニークな経営理念です。このような会社で働いてみたいと思いました。内定先は総合IT企業として様々な事業を展開していますが、僕はエンターテインメント事業の一員としてゲームづくりに携わることになります。ゲームプラグラマーは一般的に「サーバーサイド」と「クライアント」の採用が別々に行われるのですが、内定先はそれらをわけていません。その点も魅力でした。「クライアント」は非常に難易度の高い仕事で、多くがサーバーの仕事に流れてしまうのが現状ですが、内定先では自分で選択することが可能。両方の業務をできるようになりたいと思っています。

就活はいかがでしたか。

会社を知ったのは「サポーターズ」という就活支援サイトです。内定先がそこで1dayインターンシップを募集していたので申し込みました。1dayで結果を残すと1ヶ月間のインターンシップに進めることになります。1dayはプログラムを書くコンテストのような内容でした。東京、大阪、名古屋の同時開催でかなりの人数が参加していましたが、残れたのは僕を含めて4人だけでした。1カ月のインターンはプランナーやデザイナーとグループになって、実際にゲームを企画・制作します。1カ月間で完成まで持っていき、その後は本社でプレゼンを行うという流れでした。僕はプログラマーとして、プランナーの意見をできるだけ活かせるように開発し、プランナーが気づけない部分を助言する立ち位置を意識。コミュニケーションは徐々にうまくいくようになりました。インターンシップ後に面接、内定という選考内容でした。

ゲームプログラマーは入学時からの目標でしたか。

入学時はシステムエンジニアをめざしていましたが、ゲームにも興味を持っていました。どちらの方向にも行けるようにカリキュラムにない部分は自分で勉強するようにしていました。たとえばUnityというゲームエンジンは自分で実践的に学んでいました。2年生になるとゲームクリエイト部に顔を出すようになり、先生にいろいろ質問させていただきました。ITクリエイト部にも所属していましたので、2つの部活に参加したことになります。ITクリエイト部も本当に勉強になりました。卒業生の方から紹介していただいたIT企業でのアルバイトでは、チームでの開発を学ぶことができたし、LP(ライトニングトーク)大会というイベントでは毎月プレゼンテーションしなければならない時期があり、とても鍛えられた部活でした。

受験生の皆さんへのメッセージ

OICに入ったら、何らかの部活に加わってほしいと思います。授業よりもハイレベルな開発に取り組むことができます。あとは非常勤の先生方とも親しくなってください。業界で活躍中の方ばかりですから、自分が今取り組んでいることについて質問すると的確な指摘をしてくださいます。そのためにも、ITであれゲームであれ、常に何かをつくっている状態でいなければなりません。

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