近鉄情報システム株式会社
140社以上に及ぶ近鉄グループ各社のITパートナー企業。鉄道に特化したシステムである運輸営業系、近鉄施設系、運転車両系などのシステムの開発には、コンピュータの黎明期から取り組んできた独自の歴史を誇る。本社は大阪市。
https://www.kintetsu-is.co.jp
一般ユーザーから見えやすい部分では近鉄特急の予約システムの運用など、近鉄グループのIT事業を担っています。この会社をめざしたのは、やはり規模感と経営面での安定感という魅力です。既存のシステムが確立している企業なので、目新しいことよりも着実な仕事をすることが大切だと思います。ユーザーと会社に信頼される技術を身につけていきたいと考えています。
面接では、まずOICで学んだ成果としてグループでシステムをつくる「システム開発演習」の取り組みについて話しました。もう一つアピール材料にしたのは中学時代の部活です。当時は淡路島に住んでいて、地域を代表する伝統芸能である人形浄瑠璃をやっていました。珍しい部活なので興味を持っていただけると思ったのと、実際に多くの成長があったことを説明。公演で全国を巡りましたので、初対面の方とも協力関係を築いたことや、伝統芸能らしい礼儀、現場の状況を見て積極的に動く力などを身につけたことをお話ししました。OICの就活サポートで印象に残るのが女子向けの「メイク講座」と「身だしなみ・マナー講座」です。就活用のメイクや髪型などについて細かく教えていただいたことがとても役立ちました。
面接でも話した「システム開発演習」です。8人のチームだったのですが、当初はいわゆる「報・連・相」ができおらず作業が停滞。そこで定期的に集まりを持ったことで、進捗状況が共有でき作業効率も上がりました。そうした問題解決を実践できたことと同時に、数多くのコードを書きましたので技術的な向上にもなりました。OICはこのようなグループワークがある学校なので、人と話す機会は多いと思います。演習を通じてコミュニケーション力もアップしたのではないかと感じています。学習環境について触れると、IT分野は女子学生が少ないと思われているでしょうし、実際にかなりの少数派です。だからこそ女子同士の結束力が強く、教え合いも盛ん。女子が少ないことは決してマイナスではありませんでした。
子供の頃は地元の淡路島でよく山登りを楽しんでいました。高校時代はエクセルの勉強がとくに好きで、パソコンに触れる機会も増えました。エクセルは関数を正しく入力すると、正しい答えが返ってきます。因果関係がはっきりしている勉強が性に合っていると感じ、プログラミングを学んでみようと思ったのがOICに入学した理由です。