内定先についてお聞かせください。

ソフトウェア開発、パッケージのカスタマイズ、ITによる経営向上支援などを行っているIT企業です。経営者は女性の起業家で、面接の際に1対1でお話しさせていただく機会がありました。経営に対して明確な軸をお持ちで、会社の方針がしっかりとしている印象を受けると同時に、女性が働きやすい環境もあると感じました。

就活のようすを教えてください。

内定先は学校求人で、担任の先生とキャリア支援課から「社風が合っている」と勧めていただきました。私は大学の文学部を卒業後、OICに入学。面接では文学部を経てIT業界をめざした経緯について詳しく尋ねられました。ITに関心を持ったのは大学で図書館学や博物館学を学んでいて、この学問がITシステムによって支えられていることを知ったのがきっかけだったこと。技術職で一生モノの仕事であるうえ、成長産業というのも魅力に感じたことをお伝えしました。アピールしたのは、エンジニアはドキュメント制作の業務が多いので、その準備としてMOSの学習に力を入れてきた点でした。就活ではとても手厚いサポートを受けました。そもそも求人情報の紹介は個別対応だったし、面接練習、履歴書の添削などもきめ細やかでした。大学からOICに入学して、人生初の内定。うれしかったですね。

印象に残っている学習は何ですか。

ITを学ぶのはまったくの初めて。理数系に強くないと授業が難しいというイメージもあったのですが、プログラミングを学んでちゃんと稼働したのを見て、文系の自分でもやっていけそうだと感じました。好きな授業は実習系です。今取り組んでいるのが「システム開発演習」で、6人のチームで販売業の在庫管理システムを作成しています。チームでの作業なので報告や相談を怠ることができません。この演習は卒業制作という位置づけなので、プログラミングの技術に加えて、チームワークやコミュニケーションといった社会人に必須の力も高めて卒業したいと思います。全体的に印象に残るのは、先生のきめ細かい指導です。授業でわかないことがあれば、質問に行くと個別に教えてくださり、おかげで理解が深まりました。

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