大化物流開発合同会社
物流に特化するソフトウェア開発専門企業。システムの提案・設計・開発・保守といった開発企業としての一連のサービスとともに、物流における効率的な仕組みづくりなどのソリューションを提供している。本社は大阪市。
https://www.taika-solution.co.jp
物流に関連するシステム開発を行う企業です。物流を支えるためのさまざまな開発を手掛けていますが、その中に在庫の管理システムがあります。管理システムについては「システム開発演習」で開発に取り組んだことがあり、その経験がじかに活かせるのではないかと思い、内定先に興味を持ちました。会社訪問にうかがった際、いい意味でオフィスらしい雰囲気ではありませんでした。社員の皆さんがとても和気藹々とされていて、私に対しても「いらっしゃい」と笑顔で迎えてくださり、この会社なら気持ちよく働けると実感しました。複数社受けましたが、一番行きたいと思った会社から内定をいただくことができました。
面接のほかにグループワークなどがありました。面接では「システム開発演習」が志望動機になったことを伝えました。演習を通じて、物流業界について調べたことや、社会にとって便利なシステムの開発をめざす仕事にやりがいを感じたことなどをお話ししました。グループワークでは、与えられた問題があり、その問題をめぐる真の原因を追求するという内容で、結論を社長の前で発表しました。面接、グループワークとも事前準備で先生に助言いただいたことが非常に役立ちました。履歴書の添削では担任の先生が面接の内容を一緒に考えてくださり、グループワークに至っては課題の中身を予測して予習もさせてくださったのです。もちろん課題は事前にはわかりません。それでも先生は、この企業ならおそらく原因を見つけるグループワークだろうと見通して、原因と真の原因の違いについて解説してくださいました。
志望動機にもなった「システム開発演習」です。就活のアピール材料にしたとはいえ、実は必ずしも成功とは言えず、チーム制作ではメンバー間の情報共有が最も大切だという教訓が身に沁みた経験でした。演習では見たこともない原因不明のエラーがたくさん出て、うまく解除できないことが続きました。結局時間がなくなり、その状態でメディアフロンティア(学内作品展)に出すことに。情報の共有が図れておらず、例えばこの人はある機能が付いているものを考えているのに、他の人は機能がないものを考えているなど、認識がバラバラでした。個々のスキルにも差異があって、作業の時間配分も読めませんでした。今、最後の「システム開発演習」に取り組んでいますが、前回の反省点を活かしてメンバー間で頻繁に話し合いを持つなど、いい形で運営できています。これを成功体験にして、就職前のレベルアップにつなげます。